上野〜入谷にあるコンセプトカフェで食べたアイス
レボン快哉湯
そこがとても素敵なコンセプトカフェなのに、コーヒーとアイスにもこだわっている。
1.どんなコンセプト?
昔は銭湯だったようだ。
昔といっても遠い昔の話ではなさそう。このカフェがオープンしたのが今年の7月だそうだ。
まだ、オープンしてから月日が浅い。その上、銭湯だった頃のそのままといった感じである。
こちらは以前の浴室だったのだろう。向こう側に浴槽がある。今はイベントスペースになっているようで、私たちが行ったときには入ることができなかった。
どうやら、奥の壁の絵を描き変えているのか?浴槽の中にはペンキのようなものがたくさん置いてあった。
ここから見える絵は、伊豆大島だそうで、左側に大きな富士山が見えた。これからどんな絵の変わるのか?それとも、変わった姿がこれなのか?いずれにせよ、次に行った時の様子が楽しみである。
カウンターのタイルもお風呂のタイルみたいでとても素敵。ここは銭湯時代は何だったのだろう?ロッカーがずらっと並べられていたのかな?
今では、ここはコーヒーを入れたりする場所だ。
カウンターの上でドリップする姿を見られることができる。
入り口の横には昔ながらの体重計が置いてある。今でも使えるのだろうか?
ここで体重を計る勇気のある人にはぜひ試してもらいたい。
この右にチラッとみえているのが番台。そこから女湯と男湯の両方とも見ることができる特等席だったんだろう。私はそういう昔ながらの銭湯に行ったことがないのでどんな気分なのかわからないが、女として、ちょっと嫌な気がする。
今では、素敵なインテリアになっている。
靴箱も風情があっていい。さすが下町って感じだ。(ところで入谷って下町?)
この壁の反対側にも客席がある。そこにトイレがある。反対側は人の出入りも少ないので落ち着いて話したり本を読んだりするのに適していると思う。
2.メニュー
食べ物のメニューはアイス一択。アイスは4種類ある。
この通りだ。
アイスは自家製。
アイスの種類と合うコーヒーをセットで提供してくれている。
価格は¥980
ブルーベリー&エチオピア
自然農薬直送の濃厚なブルーベリーとナチュラル製法により生まれた甘さをもつエチオピア
キウイ&コスタリカ
ジューシーで大ぶりな小田原産キウイと爽やかさと独特な風味をあわせ持つコスタリカ
チョコレート&ニカラグア
オーストラリア発のスペシャリティチョコレートとオーガニック製法の中深煎りニカラグア
湘南ゴールドみかん&コロンビア
湘南の海風を浴びて育った品種みかんと柑橘系の甘さと酸味のバランスが良いコロンビア
アイスは数量限定のため、時間帯によっては売り切れる可能性もあるらしい。
私たちが行った土曜日の13時すぎごろにはまだ全て残っていた。
メニューは他には
ホットドリップコーヒー ¥500
アイスコーヒー ¥500
カフェオレ ¥550
自家製コーヒーゼリーオレ ¥600
八女抹茶オレ ¥600
Moreチョコレートドリンク ¥600
自家製レモネード ¥500
アップルジュース ¥350
3.飲んで食べた感想
私たちが頼んだのは
チョコレート&ニカラグア
アイスとのセットのコーヒーはコーヒー界の中では珍しく湯呑み。これも銭湯ならではなのだろう。
単品で注文したコーヒーは普通のマグカップだった。
チョコレートはとても濃厚で、口のなかでねっとりまとわりつく感じ。
生チョコをそのままアイスにしましたという感じ。濃厚だけど、くどすぎず、風呂上がりに食べると最高だろうなと思わせてくれる。この銭湯カフェにはぴったりだ。
ニカラグアのコーヒーは、濃厚な甘いチョコレートにはよくあう少し苦めのコーヒーだった。これはよくできている。
濃厚で甘いコーヒーなだけに、すこし苦めのコーヒーは本当によく合う。
若干酸味もあるように感じた。
もう一つ、単品でホットコーヒーを頼む。
そうすると
「どんな感じのコーヒーが好きですか?さっぱりめとか、しっかりめとか」
と聞いてくれる。
さっぱりめと答えた私に用意してくれたのはコスタリカ。
確かに爽やかな感じがする。苦すぎず少しフルーティーな味わいがある。なるほど。これは初めて飲むようなコーヒーだ。
豆へのこだわりがとてもよく感じられる。
4.感想
カフェの中はとても落ち着いている。まだ、できたばかりで客もそれほど多くはないこともあり、とてもゆっくりできる。
場所は少し分かりにくい路地にあるが、入谷駅からはすぐなのでそこまで迷わずに行けると思う。
アイスは自家製ということで濃厚だし、コーヒーは自分好みにしてくれるのでとてもおすすめ。
おすすめ度
★★★★★
ここで本を読みながらいい女風に浸ってみたい。
5.場所
よかったら行ってみてください。
外国人の方に喜ばれるかも!!!!外国人の方、ぜひ!!!!